公共広報コミュニケーション研究会とは?
公共から市民への広報〈今の時代に即した情報の受発信〉に関する研究と事例共有を関東中心300自治体へオンライン・メディア(メールマガジン)を通じて行っている研究会です。
当研究会では、災害の多発と激甚化、さらにはコロナ禍という近年の状況により、防災・災害対応における情報発信の重要性が高まっていることを踏まえ、各自治体の担当者が情報共有を図ることを目的とし、オンラインセミナーを開催いたしました。
実施概要
- セミナー名:「災害多発+コロナ禍」の時代における〈防災広報〉を考える
~さまざまな防災の局面における市民とのコミュニケーションの事例共有 - 実施日時: 令和3年10月7日(木)15時~17時
- 開催手法: オンライン開催(Zoom ウェビナー使用)
- 参加者 : 15自治体 31名 ※参加費無料
講演テーマ及び事例共有
基調講演
「災害多発+コロナ禍」の時代における<防災広報>を考える
京都⼤学防災研究所 巨大災害研究センター 矢守 克也 教授
事例共有
- 栃木県足利市 西宮林野火災
栃木県足利市 総合政策部 秘書広報課 広報広聴担当 米澤 滋子 主幹 - 令和元年東日本台風からの復旧・復興の状況
埼玉県東松山市 秘書室 危機管理課 被災者生活再建支援室 内田 幸雄 室長 - 避難のあり方を踏まえた市民への情報発信について
京都府福知山市 市民総務部 危機管理室 森下 邦治 室長 - 黒潮町における防災の取り組み
高知県黒潮町 情報防災課 徳廣 誠司 課長
セミナーを終えて
災害多発とコロナ禍という現状で「住民に情報が届いていないのではないか-という懸念をより一層強く感じている」という自治体の声を踏まえ、各自治体の担当者が情報共有を図ることを目的に、オンラインでのセミナーを緊急開催しました。
防災・危機管理に対応する部署と、市民とのコミュニケーションの最前線である広報関連の担当者を中心に、全国15の県・市・区から幅広く参加があり、熱心な勉強会となりました。